採用の条件 融雪可能面積 システム概要 使用電力 07-08年実験データ等 熱回収の効果 CO2削減効果


1.排気型のセントラル換気システムを装備すること。
2.冬期間の室内暖房温度を20℃以上に保つこと。
3.設計換気量を保つこと。一般的には住宅容積の0.5回/h以上です。


ゆうらくは、換気によって捨てられる室内の空気が持つ熱(換気廃熱)をエネルギーとして雪を融かします。このため、室内の24時間暖房と換気システムの風量確保が重要になります。
暑すぎるほどの過剰な暖房や 過大換気は必要ありません。平均で20℃程度の暖房温度維持と、建築基準法に定められた1時間当たり0.5回以上の機械換気(第三種換気)が行われていれば、基本的にはゆうらくを採用することができます。





札幌なら最大60m2も!?

融雪できる面積は、札幌で最大60m2以上。住宅の広さと地域によって異なりますが、北海道では40坪前後の住宅なら20から60m2程度の面積を融雪できます。
 これまでの施工例では、30m2以上の融雪面積も多く、その場合はスーパーゆうらくが有利です。以下の表を目安にして、詳しくはお問い合わせください。

 ゆうらくの特徴は、燃料費の心配をしないでロードヒーティングを連続して運転できることです。このため路盤の凍結を防ぐことができるほか、雪の降り出し・初期融雪に高い効果を上げることができます。これは連続運転による蓄熱効果であり、燃料費の面から連続運転が難しい灯油式などにない大きな利点です。





ボイラーに代えてゆうらく。それ以外は同じ。

 ゆうらくは、一般のロードヒーティングシステムで使われるボイラーに代えて、熱交換器を使用します。これがゆうらくの心臓部分です。
換気ファンで集められた空気から、熱交換器を通過するときに熱を奪い、不凍液を加熱します。
加熱された不凍液は循環ポンプによってロードヒーティング部に送られ、最適化設計されたヒーティング部で雪を融かします。
冷やされた不凍液は再び熱交換器に戻り、加熱されてヒーティング部に向かいます。
一般のロードヒーティングシステムよりも小さな熱量で雪を融かすため、ヒーティング部にもノウハウが詰まっています。



▲上部へ戻る




割安な融雪用電力もOK!!

 融雪に必要なのは、循環ポンプの電力だけです。燃料費は一切かかりません。
循環ポンプの電気代は1ヵ月で1,780円あまり。基本料金込みでも3ヵ月で5,340円程度の負担で済みます。
 これは、北海道の場合、融雪用電力の使用が認められているからです。
 なお、一般電灯を使ったとしても1ヵ月で2,350円程度で収まります。
※循環ポンプは灯油やガス式のロードヒーティングにも必要です。ただし、ゆうらくではやや大きめの循環ポンプを使用します。
※ポンプの消費電力135W/h、札幌で40m2融雪の場合。融雪用電力や最新の電力料金については、電力各社のホームページを参考にしてください。
北海道電力はこちら>>>

▲上部へ戻る





どか雪も翌日には消える。

 北海道・札幌地区の2007-08年の降雪量は平年並みでしたが、2月までに降った雪量が多く、3月はほとんど降雪がなく雪融けが例年に比べ早い年でした。また数回ほど雪が多量に降り積もった(いわゆるドカ雪)日がありました。
 ロードヒーティングにとって条件の最も不利な、外気温度が低く降雪量が多い厳冬期では、1月24日〜26日・2月12日〜16日に、連日10cmを超える降雪がありました。この時期の4週間(1月21日〜2月17日)を例にとって実験結果を報告します。
 4週間中の平均気温は,-4.8℃で平年より0.1℃低く、ほぼ平年並みでした。平均降雪量は5.8cm/day、最大降雪は1月24日の 30cm(現地実測値は31cm)でした。ただし、外気温については実測値、平年気温および降雪量については気象庁アメダスの観測データ(札幌市手稲区手稲山口)より引用しました。
 融雪の状況は、一般的な降雪時には通常の融雪を示しましたが、2日以上にわたって降雪が続いた場合は、融雪に時間を要し、融雪の効果は明らかに確認されますが、完全に雪が融けきるまでには降雪終了の翌日までかかりました。ただし、住宅使用者の感想では、「舗装面が凍結しないので雪かき作業が容易で、どか雪が続いて降ることは年に数回あるかどうかなので、問題とならないレベルです」と評価をいただきました。
 最大降雪日を含む厳冬期の1週間(1月21日〜1月27日)を例にとり、その週変動Fig.5.2を示しました。晴天日の1月22日〜23日と、降雪日の 1月24日〜26日とで、各部の温度推移の違いが判ります。晴天日は日射の影響を受けて各温度が上昇しますが、降雪日はほぼ一定です。また外気温度にはそれほど大きな影響を受けていないことが判ります。24日から26日にかけての外気温度の平均値は,-5.9℃であるのに対し,融雪部のアスファルト表面温度の平均は2.1℃で、最低時でも1.5℃を示し、舗装表面では常に融雪され、舗装面が凍結することはないことが実証されました。
※結果報告は伊藤組土建株式会社・本間弘達博士によって発表された資料をもとに、簡略にまとめさせていただきました。


▲上部へ戻る





総合効率81%!!

 今回の実験では、1時間当たり1.96kWの換気廃熱に対し、1.12kWの熱を回収することができました。これにより、換気からの熱回収効率は57%という結果になりました。
 さらに、ヒーティング全体のエネルギー利用効率を計算しました。それによると、換気廃熱からの熱回収が1.12kW、これに加えて配管経路で土中や床下から0.36kWの熱を取得、さらに機器類から0.10kWの熱を取得し、トータルで1.58kWの熱がヒーティングの放熱量になっていました。
この結果から、ヒーティング全体としてのエネルギー利用効率は、換気廃熱1.96kWに対して1.58kW、つまり81%に達していることがわかりました。
 エネルギー利用の観点から見ると、81%の利用効率はきわめて優秀と言っていいでしょう。
換気排熱の利用方法としては、熱交換換気があります。ゆうらくの特徴は、仕組みが簡単で維持管理もラクな第3種換気を利用しながら、熱交換換気と同等の熱回収効果を実現する点です。
1980年代のスウェーデンの資料には、熱交換換気と並んで第3種換気から温水をつくる技術が紹介されている


▲上部へ戻る



たった1年でカラマツ130本分。

 ゆうらくは換気廃熱を利用することで、ロードヒーティングのための燃料を一切使いません。このため、灯油燃料によるCO2等の排出が一切ありませんし、電力の利用も温水配管方式のロードヒーティングなら必ず使う循環ポンプだけですので、ごく限られています。
試算によれば、灯油のシステムに比べ、CO2の排出量は10分の1、CO2の発生抑制効果は1カ月あたり265.2kg。1年間ではカラマツおよそ130本分のCO2吸収効果に匹敵します。
そして何より、燃料費を気にせずに安心して玄関前を歩くことができる、除雪の大きな負担からも解放されるすばらしさが、ゆうらくの最大の特徴です。
カラマツ130本の植林と同じ効果があるゆうらく。低炭素社会の最新技術です。



 ▲上部へ戻る


>>TOP PAGEへ

「ゆうらく」は指定工事店が施工いたします。
お問い合わせは、電子メールまたはお電話で (011-712-0331)。

Copyright(C) 2011 Hokujuken. All Rights Reserved.